梯子を外して梯子をかけて

梯子をかけたり外したり、下で仕事をしてますが、のぼってみたりはいたしません。
<< 皇国の興廃、この一戦に有り | main | ふっと思い出す >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |
日本代表の監督人事
今日はちょいとサッカーの事に関してダラダラ書いてみます。きっと見るべきところはさほど無いくせにすげぇ長い文章になると思いますが、そこら辺は皆様の心の中にいるカイジ君が寛容な精神で許してくれると思うので、胸にTボーンステーキの骨で作ったピンゾロ賽を忍ばせつつ今は見逃してくださいね。例えが古いのもついでに見逃してください。





巷のワールドカップに対する熱気も、日本代表が負けたおかげで軒並み下降線を辿っていますが、決勝リーグに残ったメンツを見ればいよいよこれからが眠れない夜の本番です。もともと不眠症気味なので眠れない夜は多いのですが、恐らく、ワールドカップの冠に恥じない熱戦が、毎週のように見られるでしょう。

その証拠にアルゼンチンVSメキシコは今大会中のハイライトに数えられてもおかしくない熱戦だったし、ポルトガルVSオランダはレフリングやファンバステンの珍采配など含めても目の離せない試合展開でした。レフリーがもう少し、試合の流れを読んでくれたらもっと面白かっでしょうね。Jリーグを見慣れている方々に言わせて貰えば、「あと赤紙二枚は欲しかったところ」らしいですが、さすがにそれは勘弁です。


さて、そんなWCの余熱でTV番組の尺をなんとか間に合わせている日本のマスコミ各社は、川渕キャプテンのネタ提供もあって、こぞって次期日本代表監督の話題を取り上げています。

どうも一次リーグ敗退に対する避難を協会に向けないためにキャプテン自らが仕組んだ話題提供という感じがしてならないのですが、ここは一つ、川渕キャプテンの手の平の上で陽気に踊るインド人のような気持ちで、監督談義に花を咲かせるのもまた一挙かもしれません。この4年で踊り続けることには慣れたもんですよ。


それでは、私の監督知識を整理するためにも、次期代表監督の候補を適当に列挙してみたいと思います。ちなみに私の希望的観測がほとんどなので、実現性は皆無だと思ってくださいね。


.ぅ咼船磧Εシム(現・ジェフユナイテッド市原監督)

現在、最も有力視されているのがジェフ千葉の監督、イビチャ・オシム氏です。有力と呼ばれているので、他の監督より少しだけ詳しく書いてみます。


ワールドカップでユーゴスラビア(近頃分断したボスニア・ヘルツェゴビナ)を率いてベスト8、欧州の名門クラブがひしめくチャンピオンズリーグではオーストリアの弱小チームであるグラーツを2次リーグにまで出場させた名将として世界的に知られています。就任当初、タイトルとは無縁と評価されていた弱小チームであるジェフ千葉を2005年度のナビスコカップ・ウィナーにまで成長させ、リーグ戦では毎年のように優勝戦線にからむ好チームを作り上げました。

他の有力な外国人監督よりも日本人選手の扱いに関しては長けており、若手の育成や強豪とは言えないチームで残してきた実績を考えれば、あちらが断る理由は数あれど、こちらから断るような理由はありません。世代交代の波がどっと押し寄せ、国際Aマッチでの経験が不足していそうな4年後の日本代表を思えば至極真っ当な人選だと思います。

ただし問題も無いわけではなく、見かけによらず激務を強いられる代表監督を4年間まっとうするには、高齢による体調面が不安視されています。類稀な経歴を持つ名将ですから、自分の体調が悪いと思えば無理して監督は引き受けないでしょうが、急に体調を崩して自ら代表監督を辞任する場合もあるので、協会はその時その時のフリー監督を常にリストアップしておく必要があります。
これは他の監督の場合でも言える事ですが、最低でもオシム氏のスタイルを継続するか、まったく違う路線で行くかくらいは決めておいてもらいたいですね。今までのような場当たり的なものじゃなく、しっかりと一貫性をもった監督人選を御願いしたい。

あと、同じJリーグから選べるのなら、シャムスカという声もあるようですね。オシムもシャムスカも日本人選手の見識に関しては下手な日本人監督よりも熟知していると思うので、どちらも有りだとは思います。


▲ットマール・ヒッツフェルト(元バイエルン・ミュンヘン監督)


多額の金をつまれたと噂されていたカタールからのオファーを断り、往年のような力強さがないとはいえ、あのドイツ代表の監督を蹴ったくらいなので、一筋縄に金をつみ、懇願すれば雇える監督ではないのは確か。今年の7月から監督業を再開すると公言していた記憶があるので、ヒッツフェルト側の条件さえ飲めば少なからずの可能性はあるはずです。

いくら獲得倍率の高い監督とはいえ、91年にブンデスリーグのドルトムントに就任して、95年、96年でのリーグ連覇、97年にはチャンピオンズリーグ優勝、そして98年に就任したバイエルンでは4度のリーグ優勝に加え、コンチネンタルカップやチャンピオンズリーグのタイトルを獲得しており、これほどの実績を備えた無職・・・じゃなくフリーの監督はそうそういません。争奪戦は必死の超一流監督ですが、指を咥えて傍観しているのには勿体無い銘柄です。日本サッカー協会、強いては川渕キャプの地まで失墜した評価の面目躍如としては打って付けとも言えるでしょうね。

不振を理由にバイエルンでの続投はありませんでしたが、全世界で指折りの戦略家である事に変わりはなく、逆に言えば優勝できなかっただけで不振というレッテルを貼られるような常勝軍団を5年間も任されていたわけです(辞任した年のリーグ順位は二位)。スペクタクルなサッカーを思考せず、極めて現実的な手堅い戦略を構築する所を見ると常勝監督らしい感じはしますが、ドルトムント時代に欧州制覇を成し遂げた時の様に、時には大胆な選手起用をする勝負どころでの決断力も魅力です。

問題は欧州の一線級とは違い、人材に恵まれているとは言い難いこの島国に魅力を感じるかどうかでしょう。本来なら、そこで協会の経営以外の手腕が試されるんですがね・・・


マルセロ・ビエルサ(元アルゼンチン代表監督)


2002年の日韓ワールドカップで優勝候補であったアルゼンチンの一次リーグ敗退は記憶に新しい所かも知れませんが、その時の監督です・・・と書くとネガティブな印象を受けるかもしれませんが、個人的にはとても好きな監督の1人。

彼の特徴といえば往年のアヤックスを髣髴とさせる3-4-3システムと言う人が多いでしょう。最早、意地としか思えない3-4-3のシステムを軸に、個人個人を見極めてから組織に取り入れるというよりか、システムに個を当てはめていくタイプの監督という印象が強いかもしれません。これだけ聞くと、何となく御堅い戦術野朗という気がしないではないですが、文章で書くのと実際に見るのでは、その戦い方には躊躇な相違点があります。その最もたる例がアテネ五輪時のU23アルゼンチン代表に集約される、前線のメンバーが流動的に動き、パスコースを限定させないことで生まれる攻撃的なポゼッションサッカーと、3バックと4バックの併用が極めて上手いという事です。

相手にあわせ最終ラインの陣容を変える組織的な柔軟性と、個々の才能を生かしたバランスの良いシステム作り、更に一貫したサイド攻撃と戦術眼の妙では最早、完成の域に入っているビエルササッカー。いかんせん、前線の得点力次第で結果を出せないきらいはありますが、それを補ってあまりあるスペクタクルな組織サッカーを展開します。日本のサッカーにフィットするかどうかは、やってみないとわかりませんが、それはどの監督にも言えることです。オシムやシャムスカ、ヒッツフェルトに比べ、博打的な要素を孕んでいるのは確かですが、型に嵌った時の爆発力では上記の三人より上かと私は思っています。

問題は今の日本で、ビエルササッカーを体現できる人材が少ないこと。若年層の時からラン・ウィズ・ザ・ボールとオフ・ザ・ボール、両方の質を兼ね備えた選手、またはどちらかが異常に突出した選手がいる南米と違い、日本はどちらかの質がまぁまぁ世界で通用する止まり。極端な選手も、総合力の高い選手もいません。強いて得意な選手をあげるなら、ラン・ウィズ・ザ・ボールではレッズの長谷部、オフ・ザ・ボールでは磐田のゴン中山(お世辞ではなく、いまだにオフ・ザ・ボールの動きは日本人トップクラスだと思ってます。大黒や佐藤寿人も良いですが)、総合力ではル・マンの松井といったところでしょうか?

また、現アルゼンチン代表で中軸として活躍している天才的なパス精度の持ち主・リケルメがビエルサ体勢のもとではあまり活躍しなかった事からもわかるように、パスを出した後、その場でボールの行方を目で追うだけのパサータイプが多い日本人では、ビエルサのサッカーをやるのはかなりの意識改革をしないと無理ってところがネックですね。パスを出した後にすぐ走る選手が出てくるようになれば、日本もそれなりに強くなると思うんですがね・・・






あとスパレッリやグインドリなど、ある程度の給与と待遇で迎えれば来てくれそうなクラブ監督の話も書こうと思ったんですが、何だか自分で読み返すのもダルいくらい長くなってしまったので、尻切れトンボではありますが、ここらへんで一応の終止符を打っておきます。また機会があれば、現時点での日本代表(若手多め)を各有力監督の相性ごとに思考していきたいものですが、その前に代表監督が決まっていると良いものですね。


しかし、今回も有力監督が来ず、実績のない監督を招集したら、川渕キャプはどういう責任逃れをするんでしょうかね?それも見所といえば見所かも。
| サッカー | 20:20 | comments(0) | trackbacks(5) | pookmark |
スポンサーサイト
| - | 20:20 | - | - | pookmark |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://tarori.jugem.jp/trackback/77
トラックバック
-
管理者の承認待ちトラックバックです。
| - | 2006/06/26 8:42 PM |
-
管理者の承認待ちトラックバックです。
| - | 2006/06/26 9:01 PM |
オシムジャパン 今月中にも誕生
早くも日本代表の次期監督が発表された。 オシム次期監督は日本のサッカーを旧式から新式に変えることができるのか・・・・・・・・・・・・・・・・・・
| 失敗しない中小企業の新規事業立ち上げ方法 | 2006/06/27 1:02 AM |
笑いが止まらない
まだ笑いも興奮もとまらないヒッツフェルトはまさに世界最高の監督だ途中交代した3人がいずれも点に絡むなんて考えられん
| サッカー | 2007/04/04 12:30 PM |
-
管理者の承認待ちトラックバックです。
| - | 2007/05/08 12:11 AM |
CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< August 2019 >>
SPONSORED LINKS
RECOMMEND
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
モバイル
qrcode
LINKS
PROFILE