梯子を外して梯子をかけて

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「故郷」
もっと旭川を知って欲しい。そういう人間が集まれば、きっとこの街は滅ぶね。知らないほうが良いって事は此の世にごまんとあるんだなぁ・・・
 北海道を円と見なすなら、中点よりも少し上に外れた場所に位置する旭川が私の生まれ育った土地、いわゆる故郷となる。


 とは言え故郷とはその反語である「都会」に住む人々が生み出した幻想だ。人と人との接点が希薄になるにつれ、利便性や合理的な物差しでは誤魔化しのきかない精神の暗黙が滲み出し、そこで生まれる孤独や孤立といった浮遊する感情が低徊をし続けた結果、「故郷」という概念は見出された。


 そういった観点から言えば旭川を故郷と評すにはあまりに忍びない。何せ旭川の街並みを一言で言うなら初めて作ったシムシティーのようで、その全貌はどちらかと言えば奇観の表現に入る。街は中途半端に発展しており、惜しむらくは好景気の侵食が街全体に行き届く前にバブルが弾けてしまった事だろう、バブルの侵食から免れた自然を揶揄する言葉など「髭の剃り残し」としか表すことが出来ない。この街を発展させ、今も息衝くバブル景気の恩恵は、名残というより古傷である。街作りが下手な人間は、総じて自然を壊すのも下手だという良い見本が旭川市なのだ。


 「自分が生まれ育った街をよくもそこまで貶すことが出来るな」と思う方がいるかも知れないが、貶すにはそれ相応の訳がある。ここまで扱下ろしといてなんだが、私は旭川という街が好きだ。肉体だけでなく、精神までもこの土地に土着してると言って過言ではない。私は古くからは「嫌よ嫌よも好きのうち」、近頃では「ツンデレ」と呼ばれる性質の人間なのである。


 こうやってネットで駄弁を振るってる時は「菅原市長を解雇せよ」だの「動物園を見に旭川まで来るならアフリカの辺境に行ったほうがマシ」だの何かと「ツンツン」してはいるが、パソコンの電源をOFFにすれば急にしおらしくなり、夜中になると環状40号線の真ん中に寝そべっては「今日は変なこと言っちゃってごめんね?私、貴方とこうしていないと落ち着かないの」などと言いながら、アスファルトのブツブツを頬擦りしている。旭川のアスファルトに抱かれていないと、夜もおちおち眠れない、実は旭川LOVEな可愛いニャンコちゃんなのだ。もちろん、ケツの穴は菅原市長のために未開通である。

 
 郷土愛とは即ち物事が持つ非に目を向ける事からはじまる。総じて故郷は「都会では補完し切れない安らぎのある場所」として描かれがちだが、僭越ながら、私はそこに異を唱えたい。何も褒め称えるだけが愛じゃないのだ。


 これから私はブログを通じ、自らが生まれ育った街・旭川を扱下ろしていきたいと思う。だが勘違いしないでいただきたい。それが、私の、愛、なのである。旭川ラーメン、旭川動物園、旭川のメイド喫茶が好きな人は、何卒ご理解の程、よろしく御願いいたします。


 
 よし。これで郷土愛と託けて旭川の誹謗中傷を繰り返すことができるぞ。
 


| 郷土愛 | 21:26 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
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